猫伝染性腹膜炎の治療 2018年8月現在において
2018.08.07更新
猫伝染性腹膜炎は、ウェットタイプである3型アレルギー及びドライタイプである4型アレルギーという病態を示すウィルス誘発性の自己免疫反応であります。
治療のポイントとしては、ウィルスそのものを攻撃する方法と自己免疫性のアレルギー反応を抑制する方法の同時進行が好ましい。しかしながら、現時点において一般獣医師に手に入る抗ウィルス剤がないのが現状であります。
そこで当院では、抗ウィルスサプリの「コルディーG」と自己免疫性のアレルギー反応を抑制するためステロイド剤及び、腸内免疫を調節する整腸剤の3種類の薬剤を主として治療を行っております。
治療の結果、黄疸がなくなったり食欲が出始め元気に生活できるようになった症例猫が見受けられるようになりました。
この治療のお問い合わせは、医院長獣医師、東條が承ります。
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不在の場合、こちらからご連絡させていただきます。
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